フィルムの黄色いパッケージに赤色のロゴが印象的だった
コダックが倒産したというニュース。
倒産に追い込まれた大きな原因は「時代への対応」。
ライバルがデジタル時代への対応を急ぐ中、
コダックは伝統のフィルム事業にこだわり
医療関連事業や科学関連事業を売却して
フィルム事業に経営資源を集中するなど
衰退の一途を辿るフィルムにこだわった。
過去の成功体験が忘れられず、時流を読むことをあきらめ
時代(顧客と市場)から取り残され自滅していく。
これらのパターンは専門性と市場的安定性の高い企業ほど
多く見られるようです。
将来の発展のための新企画を提案しても
無能な上層部ほど受け入れないのです。
なぜなら、将来の発展より、時代を読んだ新提案が
自分たちの過去や立場の否定につながることを恐れるからです。
時代はものすごい速度で動いている。
過去は過去と割り切る勇気も必要ですね。
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